SANYO RP-8700
インプレッション
このページは、2009年にヤフーブログで公開されたものです。
2018年にヤフーブログが閉鎖されたのを機に、再公開しました。
少し古い情報になりますが、参考になれば幸いです。
ICF-5500オタク DE-1103 vs ICF-2001 TOSHIBA RP 775Fインプレ
2023年版ベリカード
SANYO RP-8700
DE-1103との受信比較をした。(共に内蔵ロッドアンテナおよびバーアンテナにて)
なお、もちろんのこと、RP-8700はレストアはしていない。経年変化があり性能は新品時のものではないのであしからず。受信比較日 2012.10.29 18:00頃 両機種ともナロー側での受信。
★5020kHz SIBC(ソロモン諸島) ともに受信。その差はほとんどない。
★6135kHz ラジオ・サンタクルス(ボリビア) DE-1103は音が確認できる程度。RP-8700は上下にあるCRI(中国)の混信を受けつぶされ、分離できず確認できない。
★2012.11.1追記。本日はCRIの混信がなく、ラジオ・サンタクルス(ボリビア)が聞こえた。
ダイヤル操作はシビアだった。(周波数の範囲に対して、表示メモリの幅が狭いため)
★15M帯 ともに受信。その差はほとんど感じられない。
★21M帯 RP-8700のほうが若干劣る。
★国内中波帯 ともに受信。その差はほとんど感じられない。
★国内FM RP-8700のほうが雑音の入る局があり、感度はDE-1103より若干劣る。
★総評 RP-8700はこのクラスの受信機ではめずらしい選択度切り替え(ワイド・ナロー)スイッチが搭載されている。ナローにすると、混信が軽減されるので効果があるが、さすがに限界があるようだ。
感度は全般的に良く、満足がいく。音質も良い。短波帯の周波数範囲あたりのメモリ幅が広くチューニングしやすい。
さらにダイヤル操作のスロー側も使える。BCLラジオらしいデザインもGOOD。
持つと軽く、ちゃっちく感じるが、性能は十分。好きになれるラジオだ。
★中古情報 ボリュームとトーンのツマミの先端につけられている灰色の部品が欠落しているものが多い。
画像の個体も一つない。ジャンク品の中で、電解コンデンサが破裂して動作しないものがあった。