ICF-5500オタク

このページは、2009年にヤフーブログで公開されたものです。
2018年にヤフーブログが閉鎖されたのを機に、再公開しました。
少し古い情報になりますが、参考になれば幸いです。

山梨県で国内中波を聞く  BCL・時々の雑感  小笠原でBCL
  DE-1103 vs ICF-2001  SANYO RP8700インプレ  TOSHIBA RP 775Fインプレ
2023年版ベリカード



 1970年代のBCLラジオのひとつ、SONY ICF-5500 (スカイセンサー5500)にはいろいろなタイプがある。
なぜ、スカイセンサー5500かというと、BCLラジオの中でも、わりあい安く手に入るのでいろいろなタイプにも手が出せるというわけ。
最初はICF-5900や5800と比べれば少々地味だなと感じたけれど、今は見事にハマってます。


 まずは機種の紹介。

@ ICF-5500

国内販売、標準機
3バンドレシーバー
FM: 76MHz-90MHz
AM:530kHz-1605kHz
SW:3.9MHz-12MHz

 標準機にも裏ぶたを開けて見るとハンダ基板と緑色のレジスト基板の2種類があります。
感度もいい。音もいい。たまりませんな!
この時代のラジオの良さに感動です。


A ICF-5500 (丸穴塗装バージョン)

 機能は国内販売、標準機と変わらないが、上面の丸穴が白く、側面の丸穴が黒く塗りこまれているタイプ。これはメーカーが施した完全な品種なのかわからないが、どうみても素人が行った塗装ではないように見える。
日本人は器用なので??ですが、勝手に品種と思いこんでいる個体です。


B ICF-5500M

ヨーロッパ方面向け輸出機種
4バンドレシーバー
FM: 87.5MHz-108MHz
AM:530kHz-1605kHz
SW:4.5MHz-12MHz
Marine:1.6MHz-4.5MHz

 マリンバンドが追加になったタイプ。
1669kHzの灯台放送や、2485kHzオーストラリアABCなどが聞ける楽しいやつ。
FMの周波数帯も日本国内のものとは違う。
マリンバンドは、ICF-5900や、5800でも受信できないので、BCLラジオファンにはお徳感いっぱいです。
国内仕様についている、MICは撤廃されているが、前面のMICスイッチのところに 「Skysensor55」と記されている。
インターネットの情報によると、ここに「Capten55」と記されたものもあり、また、日本航空が特注した日航マーク入りのものもあるので、ICF-5500Mにもかなりの品種がある。
他に国内標準機と違うところは、トーンのつまみが銀色に塗装されている。(ICF-5500Aのものとは違う)また、ショルダーベルトが布タイプで高級感がある。


C ICF-5500W

アメリカ向け輸出機種
3バンドレシーバー
FM: 87.5MHz-108MHz
AM:530kHz-1605kHz
PSB:147MHz-174MHz

 アメリカではPSB(Public Service Band)といわれるものがあり天気、海洋情報などの情報が聞けるらしい。
それに伴って、スケルチスイッチが追加されているのがおもしろい。国内用VU/TUNEスイツチの場所にあてられている。
そのおかげでVU/TUNE機構はなく、また、それに伴って、メーターが国内標準機とは違うものが装着されている。(VU表示なし)
また、国内機種にあるDXスイッチはなく、AFCのみになっている。実際に調べてみたところ、AM放送は、最初からDXスイッチONに設定されているようで感度がよい。
国内機種には周波数メモリの窓に「3 BAND RECEIVER」と記されているがICF-5500Wには「THREE BAND RECEIVER」と記されている。


D ICF-5500A

国内販売機種
3バンドレシーバー
FM: 76MHz-90MHz
AM:530kHz-1605kHz
SW:3.9MHz-12MHz

 NEW5500として国内販売された機種。
ダークブラウンを基調としたボディーになり高級感を演出した。
タイマースイッチとボリュームスイッチが黒になり、トーンのつまみは銀色の大型のものに変更されている。


E ACアダプター情報

 ACアダプターは、純正の「AC-110」4.5V 300mA(センター・マイナス)のものがベストです。
汎用品で同ボルトで300mA以上のものがありますが、これは実際の付加電圧が高くなり、
壊れるリスクがありますのでやめたほうが無難です。
トランス式のACアダプターは、同じ定格電圧でも定格電流が違うと、実際にかかる電圧が違ってきますので注意が必要です。
 スイッチング式のACアダブターは雑音の発信源になるのでラジオには不向きで使われていません。  


F 中古情報

 オークションで落札する際に注意する点。
状態説明で「音声が出ます」が必須です。
「電源が入ります」「受信できます」「メーターが動きます」だけでは「聞こえるラジオ」か判断できません。
これはよく知られているとおり、低周波増幅に使われているICが壊れていていると、他が動作していても音が出ません。
修理するにも部品がないのと、素人修理はほぼ無理なので、 何も情報記載のない「ジャンク品」は「おみくじ扱い」になります。