−天体や自然現象の最新情報−
2024.10.21 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 情報
約5.2等、肉眼で尾が15度程度見える
暗くなるまではほぼ快晴でしたが、暗くなると雲が出てきて、見え隠れの観測になりました。
カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/80mm F2.8 F2.8、ISO感度1600・RAW
2024.10.20 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 情報
月の影響がなくなり、観測適日となりました。
カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/20mm F2.8 F2.8、ISO感度1600・JPG
下の画像 2024.10.20 18:58 露出13秒 固定撮影 1枚もの。
2024.10.14 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 情報
本日はアニメ映画「君の名は」の聖地、諏訪湖にて「君の名は」の「彗星リアルシーン」の撮影に挑戦した。
諏訪湖は上空に薄雲が広がっていて、星空のコンディションは良くなかった。
素晴らしい日没と夕焼けが過ぎ、彗星は18時少し前になってようやく雲から顔を出し、その後、彗星は雲間から見え隠れする状態で推移した。
写真での写りは良いが、肉眼ではほほ見えず、ワイドビノで短時間確認できたという状況で、観客からの歓声も上がらず、「見えない」が正解だった。
来ているみんなで楽しみたかったのに・・
彗星観察はホントむずかしいですね。
カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/28mm F1.8 F1.8にて固定撮影
2024.10.13 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 情報
彗星はほんとうによくわからない。そして面白く、すばらしい。
一夜明け13日、各地の観察者の情報が入ってきて、それによると多くは海辺などの地平線が見える場所で、きびしくも撮影できてい状態だった。
ということで、13日はきばらずに、見えたらラッキー程度の構えで、右往左往はしないことに。
日没が過ぎ、17:40頃になって肉眼で金星、ワイドビノでアルクトゥールスを確認、そろそろかなと、双眼鏡を向けるも、彗星は陰も見えず。
たまげた!
なんなの?、一夜で豹変した?彗星に感動でした。
カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/80mm F2.8 F2.8にて固定撮影
2024.10.11 山梨県北杜市で低緯度オーロラを観測
10/9に起こったX1.8のフレアに伴う低緯度オーロラを山梨県北杜市で観測しました。
今回は地元山梨での観察(八ヶ岳を背景)にこだわりました。
01:30、「宇宙天気ニュース」で太陽風の速度が上がっていること、そして、磁場の「南向き」を確認。すぐさま観測に向かいました。
今回のオーロラは5/12よりも規模が大きいと思われます。(10/12追記、「宇宙天気ニュース」では、若干小さかったとの情報です)持続時間が長く、南向き磁場は-40をこえています。
カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/20mm F2.8 F2.8にて固定撮影
2024.10.9 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 情報
太陽観測衛星からの画像、SOHO画像に、ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星の姿がスゴイことになっている。
2024.10.6 低緯度オーロラの出現条件の新しい見地 2
日本時間、10/2にX7.1、10/4にX9.0の巨大フレアが発生していまして、低緯度オーロラの観察準備やその経緯を見ている最中です。
(10/6 20:00頃から太陽風のスピードが上がり、10/7 5:00頃より「磁場南向き」の攪乱になっています)
とこのような記事を書いていたら
そして、「ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星、崩壊説」についてですが、近日点を過ぎ、崩壊していませんので、おそらくこのまま崩壊せず行きそうで、これも「人類科学のメジャー」が予測を外しそうな案件です。
くどいですが、結局のところ、自然は、この世界は、未知であり、未知を探求するからこそ、そこにすばらしさがあり、失敗は「つきもの」ということです。
2024.10.2 肉眼で見える! ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 (C/2023A3)
今朝が天気的にも前半戦最後かもしれない観察適日だったので、今日は135mmでガイド撮影をした。
カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/135mm F2.8 F2.8にてガイド撮影
2024.10.1 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 (C/2023A3) 情報
ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星が見えだして、ちらほらと日本でも観測の情報が増えてきた中、天候不順で10/1を迎えた。
東空には三日月があり、その横に金峰山の山なみがあった。
4:40頃になってようやく彗星の尾だけが昇ってきた。
空はみるみる明るくなり、5:10には7×50双眼でもわからなくなった。観測終了。
カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/50mm F1.4 F2.0にて固定撮影
--------------------------------------------------------------------------------
2024.9.23 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 (C/2023A3) 情報
SpaceWeather.com
2024.8.25 胎内星まつりに行ってきた
胎内星まつりは、おそらく今、日本で一番盛大な星イベントだと思います。
それでも、胎内はいい所でしたぁ!
夜のイベントで実行委員長、沼澤さんによる「紫金山・アトラス彗星観察ガイド」の話がありました。
関心したのは、地元郵便局の若手メンバーが「カッパ」や「こなきじじい」などのコスプレをして、会場を練り歩き盛り上げていたことです。
また、このサブイベントとして推定樹齢300年〜400年と言われる「ブナの大樹(あがりこ)」見学ツアーもすばらしかった。
しかし、参加人数が少なく、「なんともったいない」ことかと・・。
2024.8.17 低緯度オーロラの出現条件の新しい見地
8/12-8/13のペルセウス流星群観察にて、北海道と能登で「またしても」低緯度オーロラの出現が観測されました。
アストロアーツのWEB報道で
今回の太陽フレアは8/9のX1.3のフレアに対応しているものと思われます。
Space Weather Prediction Centerの
スクショ画像で示したいのですが、著作権・引用に関する関係がわからないのでしません。
今後、「一生に一度」と言われていた低緯度オーロラは、太陽活動活発期においては「日本で頻繁に見られるもの」として定着するかもしれません。
8/15(日本時間)に発生したX1.1のフレアの影響で8/18(日本時間)夜に磁気の乱れが到達し、またしても低緯度オーロラが観測されるかもしれません。
2024.8.12 ペルセウス流星群
久々の月なし好条件となった2024年のペルセウス流星群です。
空の状況は「夏」とは思えない透明度の良さで、肉眼でM31が余裕で見えるさまです。
画像方向はいて座付近の沈みシーンです。
ペルセ群の状況ですが 28mmAPSカメラレンズ、F1.8 15秒の露出で、12日の01h00mから03h41mまでの2時間41分のインターバル撮影観測したところ、その間に12個の流星が写りました。
カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/28mm F1.8 F1.8にて固定撮影
流星を狙う時は「解放星像の乱れ」は気にせず、F値を解放で写すのがコツです。
2024.7.13 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 (C/2023A3)
今秋期待のツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星が、その観測から近日点前に崩壊するかもしれないという論文が発表されたそうです。
オルバース彗星は夕方の北西の空に見えています。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/200mm F2.8
2024.6.21 オルバース彗星(13P)
オルバース彗星が夕方の北西の空に7等級で見えているとのこと。
2024.5.11
2/25にお伝えした、低緯度オーロラの観察が現実のものとなりました。
撮影は天気との闘いそのものでした。自宅のある山梨県北杜市。では、それまで快晴だった空は、日が沈むと曇天になり、北の空が雲で隠されていました。
ふつうならここで撮影をあきらめますが、おそらく一生に数度のチャンスですので簡単にはあきらめられません。SCW予報を見て可能性のある野辺山高原にプチ遠征しました。
野辺山に到着すると、北方向の空は晴れ間が少しあり三日月がたまに顔を出しました。
この移動ポイントからは佐久平の街明かりが見えました。昼間なら浅間山が見える場所です。
帰宅して撮影画像を確認すると、なんとビックリ ! 多くの画像に「ピンク色」が写っていたのでした。掲載画像はその中で一番良かったものです。
この画像から考察すると、「今回の規模」では、濃いピンクゾーンが地平線から仰角約8度〜25度の範囲にあり、約35度の北極星でフェードアウトして、地平線から8度付近までは「白く」なっています。
今回の低緯度オーロラは、東京でも、房総半島でも、おそらく九州でも晴れていれば日本の広範囲で写真観測できたと思われます。今回各地で見られた場所は、決して「特別な地点」ではありません。
※画像上端中央右寄りが北極星。右端中央の三つの星がカシオペアのWの左端。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/20mm F2.8・F2.8で撮影
2024.5.15 追記
2024.5.10 ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星 (C/2023A3)
今年の秋期待のツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星が10等ほどで見えているとのこと。「おたまじゃくし」のような姿が、各方面でUPされている。
ちなみに、2024年4月5日に見つかったアトラス彗星 (C/2024G3)・近日点2025年1月13日は、サングレーザー彗星で、-1等まで明るくなりそうですが、残念ながら観察は南半球で、日本からは観測できないようです。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/300mm F2.8
この時期としては透明度が良いほうでしたが、やはり黄砂、低空、黄道光の影響で、見え方は3/27と大きな変化はありません。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/300mm F2.8
ようやく月の影響がなくなりました。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/300mm F2.8
2024.3.17 ポンズブルックス彗星(12P)
彗星は予報光度通りで推移しているようです。
次に月の影響がなくなるのは、3/27頃からですが、彗星の高度は下がり、また、黄道光の中にあるので尾の写りに影響があると思われます。
西空に月齢4の月があり、観察条件はよくなかった。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/300mm F2.8
ポンズブルックス彗星は4日と比較して大きな変化なく、若干明るくなっているようです。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/70-200mm F2.8
早くも、ポンズブルックス彗星が明るくなっています。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/70-200mm F2.8
2024年2月25日 低緯度オーロラの観察について
太陽の活動が活発となり、昨年後半に北海道で度々、低緯度オーロラが観測されています。
2月23日にX6.3の今期最大のフレアが発生しました。
低緯度オーロラはMクラスのフレアでも観察しているので、太陽風の速度と地場の南北指数で予測するしかないようです。
「宇宙天気ニュース」や「太陽風到来のシュミレーションサイト」などで情報が見られ、ありがたいですが、やはりこれらのサイトの意味は「脅威・警戒」としての情報ですから、「オーロラが見えるか見えないかの自然遊園イベント情報」ではないことを前提として活用するべきと思います。
2024年2月20日 2024年、期待の彗星
前記事の西村彗星は、明け方は根性なく、夕方に撮影チャレンジしましたが、それも難しく撮影できませんでした。
その次は本命と言われているツチンシャン・アトラス彗星。
2023年8月17日 西村彗星(C/2023 P1)
やってくれました! いきなり、ビックリ!
ZTF彗星を撮り終えて、ワイドビノで空を眺めていると北の低空に、9つの衛星が一直線に列をなし、次々と動く姿が見えました。明るさは4等級くらいです。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/70mm F2.8
ZTF彗星がまだ見える。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/200mm F2.8
ZTF彗星が明るくなっています。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/300mm F2.8
ZTF彗星が明るくなっています。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/80-200mm F2.8
ZTF彗星が明るくなっています。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/80-200mm F2.8
久々にやや明るい彗星が来ました。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/80-200mm F2.8
2021年12月23日 レナード彗星(C/2021 A1)情報
23日夕方
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/80-200mm F2.8
2021年12月22日 レナード彗星(C/2021 A1)情報
22日夕方、気温-1度。風強い。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/80-200mm F2.8
2021年12月21日 レナード彗星(C/2021 A1)情報
本日は7×50双眼鏡で眼視観測のみ。
2021年12月18日 レナード彗星(C/2021 A1)情報
18日夕方、気温-5度。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/80-200mm F2.8
14日明け方、気温-5度。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/ニコン20mm F2.8
写真・4時32分 露出1分30秒・ISO感度800・JPG・固定撮影・Photo Shopで画像処理・トリミング
2021年12月11日 レナード彗星(C/2021 A1)情報
11日は明け方の観測のほぼクライマックス。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/ニコン80-200mm・200mm F2.8
2021年12月9日 レナード彗星(C/2021 A1)情報
9日朝の様子です。
9日は晴れたのですが、写真撮影する時間がなく、眼視の報告です。
10日朝は、くもり予報のため、観測はパスしました。
2021年12月5日 レナード彗星(C/2021 A1)情報
5日明け方、晴れのチャンスが到来したので観察しました。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/ニコン80-200mm・200mm F2.8・露出90秒・ISO感度800・RAW・ガイド撮影
・4枚の画像をYIMGで現像、合成・Photo Shopで画像処理・トリミングなし・04時36分から4枚撮影)
2021年12月2日 レナード彗星(C/2021 A1)情報
久々に明るい彗星がやってきました。
(カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/ニコン80-200mm・200mm F2.8→4.0・露出60秒・ISO感度800・JPG・ガイド撮影
・8枚の画像をYIMGで合成・Photo Shopで画像処理・トリミングなし・04時49分から8枚撮影)
2020年11月17日 エラスムス彗星(C/2020 S3)情報
9月に発見されたエラスムス彗星を撮影しました。
(画像は11/17・4:40・カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/ニコン80-200mm・200mm F2.8→4.0・露出60秒・ISO感度800・ガイド撮影
・16枚の画像を合成・YIMGで現像・Photo Shopで画像処理・トリミング)
2020年7月19日 ネオワイズ彗星(C/2020 F3)情報
やっと撮れましたネオワイズ彗星。それもほんの一瞬でした。
(画像は7/19・19:40・カメラ/キャノンEOS KISS X5・レンズ/ニコン80-200mm・200mm F2.8→4.0・露出4秒・ISO感度1600・固定撮影
・YIMGで現像・Photo Shopで画像処理・トリミングなし)
2020年7月4日 ネオワイズ彗星(C/2020 F3)情報
ネオワイズ彗星は尾を引いた姿を見せているもようです。
2020年6月24日 ネオワイズ彗星(C/2020 F3)情報
ネオワイズ彗星がSOHOの画像に見えています。
2020年5月14日 二回目のがっかり・・ スワン彗星(C/2020 F8)情報
話題のアトラス彗星はその後、核が分裂してしまい暗くなってしまいました。
(画像は5/14 3:39 カメラ/キャノンEOS KISS X5 レンズ/シグマ28mm F1.8→4.0 露出15秒 ISO感度800
2020年4月17日 アトラス彗星(C/2019 Y4)情報
コロナ災禍中において、アトラス彗星への期待が膨らんでいましたが、数日前に核が分裂して、減光したようです。
2020年3月25日 アトラス彗星(C/2019 Y4)情報
突然、「明るくなりそうな」彗星が話題となっています。
(画像は3/25 カメラ/キャノンEOS KISS X5 レンズ/ニコン200mm2.8→4.0
露出2分×8枚コンポジットYIMGおよびPhoto Shopで画像処理 ノートリミング)
2020年3月15日 八ヶ岳直下で起きた地震
本日、2回地震があった。それも八ヶ岳東麓(旧八千穂村付近)が震源で、びっくりしている。
2019年10月4日 アフリカーノ彗星(C/2018 W2)情報
アフリカーノ彗星が前宣伝なく明るくなっています。
(画像は10/4 カメラ/キャノンEOS KISS X5 レンズ/ニコン200mm2.8→4.0
露出60秒×8枚コンポジットYIMGで画像処理 トリミング)
2019年7月16日 曇天の多い梅雨で日照不足
今年の梅雨は曇天が多く「いつもと違うな」と感じている方も多いと思います。
2019年2月11日 岩本彗星(C/2018 Y1)が見ごろです
岩本彗星が見ごろです。
(画像は2/11 カメラ/キャノンEOS KISS X5 レンズ/ニコン200mm2.8 露出60秒×4枚コンポジット
2018年12月14日 ウィルタネン彗星(46P)が肉眼で見えている、IN野辺山
ウィルタネン彗星はさらに増光しています。さすが、野辺山の空が暗いのか?上弦の月があるにもかかわらず、目をそらさないでも肉眼で見えました。4等級と見積もりました。
2018年12月12日 ウィルタネン彗星(46P)が肉眼で見えている
今日は月没後、とてもきれいな星空になりました。ウィルタネン彗星が肉眼で見えています。
(画像は12/7 カメラ/キャノンEOS KISS X5 レンズ/ニコン300mm2.8 露出90秒×4枚コンポジット
2018年12月10日 ウィルタネン彗星(46P)情報
本日、眼視観察しました。ウィルタネン彗星はぐんぐん高度が上がり、今、くじら座のメンカルの南に見えています。
ウィルタネン彗星は高度が上がり、見やすくなってきました。
(画像は12/7 カメラ/キャノンEOS KISS X5 レンズ/ニコン200mm2.8→4.0 露出30秒×8枚コンポジット
久々の天体情報です。ウィルタネン彗星が明るくなりはじめました。
(画像は11/30 カメラ/キャノンEOS KISS X5 レンズ/ニコン200mm2.8→4.0 露出30秒×8枚コンポジット
天文界は昨年の秋よりさみしい状況です。例年通りの流星群だけで、明るい彗星は来ていません。
(画像は4/5長野県佐久市にある関所破りの桜です)
山麓で冷たい雨となった10/25、八ヶ岳で。昨年より6日早い初冠雪となりました。10/27には消えてしまいましたが、冬の訪れです。(10/27記)
画像は10/26の八ヶ岳
天文マニア情報です。
画像は10月17日22時頃 ニコンD50、80mm f 2.8 露出3分のガイド撮影。3枚をYIMGでコンポジット、
画像処理したもの。トリミングはなし。
天文マニア情報です。
画像は5月19日22:30 ニコンD50、200mm f 2.8 露出2分のガイド撮影。4枚をYIMGでコンポジット、
画像処理したもの。トリミングはなし。
2017年3月30日 甲府の桜、本日開花
甲府の桜がようやく開花しました。
2017年3月27日 タットル・ジャコビニ・クレサーク 彗星(41P)
天文マニア情報です。
画像は3月27日21:00 ニコンD50、200mm f2.8 露出90秒のガイド撮影。4枚をYIMGでコンポジット、
画像処理したもの。トリミングはなし。
号外というよりも、天文マニア情報です。
画像は3月3日19:00 ニコンD50、200mm f2.8 露出30秒のガイド撮影。トリミングはなし。
2017年2月4日 本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)
プチ期待を込められた本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)が明け方に見えてきました。
右の画像はニコンD50・80mmf2.8 60秒露出・ガイド撮影・JEPG撮りっぱなし 画像処理したもの。トリミングはなし。
2016年12月28日 本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)
マニアクラスの彗星ですが、本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)が夕方、西の空に見えています。
左の画像はニコンD50・200mmf2.8 30秒露出・ガイド撮影・8枚をYIMGでコンポジット、画像処理したもの。トリミングはなし。
11月24日、北杜市高根町では15pの積雪となりました。
2016年11月1日 八ヶ岳、南アルプス・甲斐駒ケ岳方面、初冠雪
山梨県北杜市から八ヶ岳と南アルプスの甲斐駒ケ岳、鳳凰三山、北岳に冠雪を
観測しました。
2016年10月28日 紅葉とキシャヤスデの状況2・クマ出没?情報
山梨県北杜市清里付近の紅葉は10/23頃ピークを迎え(例年より少し遅め)現在フェードアウトの状況です。これから先は標高の低い山梨県北杜市増冨温泉付近が見ごろとなってきます。
5日にお伝えしたキシャヤスデですが、5日で紹介した各地(飯盛山登山道など)では今でも局所的ですが発生が見られます。
佐久穂町の「レストハウスふるさと」付近では、発生のピークを越えたようで少なくなりました。
8年に一度大発生するキシャヤスデが、今年の秋にその時を迎えています。
今朝、パンスターズ(C/2013 X1)彗星(以下彗星と表記)を撮影しました。空の透明度が良く天の川がくっきり、すばらしい星空でした。
2016年5月30日 パンスターズ(C/2013 X1)彗星の状況2と野鳥の情報
パンスターズ(C/2013 X1)彗星は、予報に反して明るくなるという予報が出されましたが、
そうならずに当初の予報に沿って推移しているようです。(現在7等級)
2016年5月5日 パンスターズ(C/2013 X1)彗星の状況
パンスターズ(C/2013 X1)彗星は、観察適期間になってきましたが、残念ながら前記事に反して暗いようです。
2016年4月26日 パンスターズ(C/2013 X1)彗星が5等級になりそう
パンスターズ(C/2013 X1)彗星が予想より明るくなっているもようです。明け方のみずがめ座から、うお座あたりにいます。
2016年4月11日 寒気に包まれる
今日は標高1500mで-5℃の、真冬なみの寒気に包まれています。11日22:00現在、標高950mの自宅で-1.0℃、明け方にはさらに下がりそうです。この寒さは、咲き始めた桜などの植物に大きな影響を与えるかもしれません。甲府盆地ではすでに桃の花が、信州ではリンゴの花が咲きはじめているので、農家の方も心配されていると思います。
彗星は突然やってきて予想もつかないふるまいをする星です。アイソン彗星などは、あんなに期待されていたにも関わらず消滅してしまったり、同時に現れたラブジョイ彗星は、予想に反する大物になったりします。
今日は昨日、写っていなかったアンチテイル狙いです。
頭部の光度は5.2等と見積もりました。
2024.10.21 18:13 露出15秒×11枚合成 ガイド撮影。
YIMGで合成・画像処理 PhotoShopで明るさ調整・トリミングなし。
約4.5等、肉眼で尾が15度程度見える
彗星は急激に、暗く、小さくなりましたが、暗い夜空ではまだ健在で、今期、肉眼で一番よく見えました。
彗星の頭部の光度は約4.5等と見積もりました。尾の幅は狭くなり、細長く見えます。
上の画像は「へびつかい座」とコラボのレイアウトで、ガイド撮影です。
下の画像は固定撮影の星景画像です。
上の画像 2024.10.20 18:40 露出13秒×16枚合成 ガイド撮影。
YIMGで合成・PhotoShopで明るさ・コントラスト調整・トリミングなし。
PhotoShopで明るさ・コントラスト調整・トリミングなし。
「君の名は」の聖地、諏訪湖にて
16時、聖地「立石公園」は、すでに駐車場待ちの賑わいで、仕方なく車を山麓に置き公園まで歩いた。
諏訪湖を見下ろす公園にはすでに100名近くの人が、彗星を待ち構ていた。
しかもその多くが外国からの若人だったので驚かされた。
これって、アニメの影響?
写真を撮って、簡単な画像処理をすると、こんなにもきれいなのですが・・。
実際にこのような風景を肉眼で見たかったです。
2024.10.14 18時36分〜露出2秒 ISO感度1600・JPG
YIMGで4枚合成・PhotoShopで明るさ・コントラスト調整・トリミングなし。
大彗星と言ってもいい姿に!
昨日12日、SOHOの画像を期待して観察に挑んだ。上空は晴天、しかし、山岳地帯に沿って雲が沸いている状態で、山に囲まれている山梨県では、ほとんどの方向(地平線)に雲があり厳しい状態だった。満を持して雲の無い場所を探し右往左往したものの、その姿をとらえることはできなかった。
大彗星なら、見えるはずなのに・・。
ようするに、彗星は「期待外れ」という状況だった。
本日も、彗星が見える西空に雲があり、隙間を縫って見えるかどうかの状況だった。
すると、三脚を立てている私の姿を見て、見知らぬ人が「見えますか?」と声を掛けてきた。どうやら、この方も「彗星情報」を知っているらしい。
私は、昨日の状況から、一般の人が楽しめるものではなさそうだったので、「たぶん肉眼ではむずかしいですよ。写真撮影してわかるくらいですかね・・」と返答した。
しかし、17:47のショットにようやく彗星の姿を確認した。
かなり高い位置だ。昨日とは全然違う。
本日のレンズチョイスはズームの80mm。とりあえずどんどんシャッターを切った、
明るさは1等級程度か。肉眼では見えず、ワイドビノなら尾もわかる程度だった。
しかし、空が暗くなると、彗星はどんどんん浮き出てきて、しまいには「ウエスト彗星」のような姿が写しだされたのだ。
その頃には肉眼でもわかり、尾も10度程度伸びているのがわかった。尾は幅広くダストの尾が発達しているようだ。
明日以降も期待できそうです。
2024.10.11 18時22分〜露出5秒 ISO感度1600・JPG
明るさ・コントラスト調整・トリミングなし。
このフレアは先日のX9.0に続くものですが、今回の現象は地球を直撃するもので、太陽風も700q以上に達し、その分、地球への到達が早いものです。
太陽風の地球への到達予報は10日23時で、実際の到達は2時間後の11日01時頃で、ほぼ正確でした。
執筆している現在も継続中で、もしかしたら、本日11日の夕方からも見える可能性があります。
(10/12追記、夕方から夜にかけては収束方向で、北杜市では観察できませんでした。北海道では弱く観測されています)
北の空にはほぼ雲がありましたが、少しだけ星空が覗くような空模様でした。
シャッターを切って画面を確認すると、地平線の一部と、雲へ反射した。赤い光が写っていました。
04時過ぎには雲が取れだして、北の地平線付近に「間違えのないオーロラ光」が写りました。
そして薄明が始まり5時前には観測終了となりました。
ちようど私の撮影した画像の時間帯では、最高潮に観測できず、オーロラの最大仰角は地平線から約20度程度で、5月の時より低かったです。
しかし、肉眼でもオーロラの赤さはわかり、出現の水平角度は、西北西から東北東までの約100度はあったと思われます。
2024.10.11 04時36分〜露出30秒 ISO感度1600・JPG
明るさ・コントラスト調整・トリミングなし。
太陽観測衛星からの画像、SOHO画像がスゴイことに!
SOHO画像
(10/18 追記:現在、上記リンクページの画像にはその彗星の姿はありません)
画像は彗星との位置関係によるものかもしれないが、すでにマイナス等級の大彗星になっているかもしれない。
と、ツチンシャン(紫金山)・アトラス彗星、崩壊説の誤推測について
前記事で「米国・ Space Weather Prediction Center」のサイトを参考にすると良い。と書きましたが、ここにきて、それもけっこう「はずれる」ことがわかりました。
現在、10/2に起こったフレアに対する、太陽風の大きな変化の観測がされていません。
そして10/4に起こったフレアに対しても、シュミレーションでは10/6 01:00 頃にその影響が来るということですが、10/6 8:30にはまだで、太陽風の速度も上がっていません。
ようするに(嬉しいことに)宇宙自然は人知の予想を超えるものがあり、人類の科学ではまだ太刀打ちできない領域があるということの確認、と思いました。
この二つの巨大フレアに対する影響はこれから時間が遅れて現れる可能性があるので注視したいと思います。
(追記 10/8 11:00頃大きな磁気攪乱が起こり、北米では5月級のオーロラ出現の様でした。しかし、日本では昼間の時間帯で、夜はすでに攪乱の収束時間だったため、観察はほぼできない状態でした。
(追記:北海道で弱いながらも、低緯度オーロラが観測されました)
私の個人的な感想ですが、この攪乱こそ、X9.0の影響と思います。要するに、「予測よりも遅れた」ということだと感じます)
アストロアーツ・今年5月に日本で見られたオーロラを発生させた太陽嵐を電波観測
の記事が出ていました。
これを読むと「なるほど」と納得させられました。
今後、この彗星の姿がなぜ、異質であったのかの検証科学が発展するので、嬉しい限りです。
ささいな失敗に血道をあげる経済社会がいかに狭量か。一流と「天狗」になっている者がいかに狭量か、それを「鵜飲み」にする社会がいかに狭量か、ということを学べる世界が、宇宙・自然世界だと思います。
地球温暖化が「人類が放出したCO2」のせいだと「確定」してそれを信じ疑わない「人類」に大きな疑問を持ちます。
これは人類が「神」にでもなったような「うぬぼれ」でしかありません。自然世界は人知を超えている存在なのですから。
かの「アインシュタイン」はとても謙虚でした。
偉人名言アインシュタインほか、書籍、動画等多数
アインシュタインの言葉はどんな哲学者の言葉よりも、すばらしいと思います。
画像は16枚を合成、画像処理をしたもの、トリミングなしです。
4:38に尾だけが山の端から昇ってきて、4:46に頭部が昇り、5:05頃には薄明に消えて見えなくなってしまった。
観測時間はその間約20分だからあっと言う間でした。
今日は肉眼でも挑戦しました。なんと、尾もわかりました。
(位置がわかっているので確認できましたが、一般的には探し出すことはとても難しいと思います)
一番はワイドビノでした。細い妻楊枝のような尾が斜めに伸びている姿がはっきりと見えます。
キラッと輝くコマの明るさは、もしかすると、1等級かもしれません。
おそらくこのまま推移すれば、15日頃の姿はスゴイものになるかもしれません。
2024.10.2 04時47分〜露出1秒×16枚 YIMGにて合成 ISO感度1600・JPG
Photo Shopで画像処理・トリミングなし。
SCW予測では薄曇りで「一縷の望み」をかけて朝3:30に起床した。ふとんの中でSCWを検索するとやはり曇り。だめかなと思いカーテン越しに外を見ると星の光が・・。「晴れている!」。
すぐさまガイド撮影が必要と思い、ポタ赤を準備して出発した。
空はほぼ晴天、オリオン座が見える。本来、清里高原まで行って観察する予定だったが、電源の都合を考えて、自宅のすぐ下で観測しようと思ったら、なんと東に野辺山農家の収獲の明かりがこうこうとしている。
ガイド撮影はあきらめ、予定通り清里高原へ。
観察地はすでにひとかたが先着していて、邪魔にならないように少し離れた場所で撮影の準備をした。
三脚とカメラのみの固定撮影だが、結局それで充分だった。
今日のレンズは50mmを選んだ。星景だから、始め広角を考えていた。しかし、情報から「彗星はあまり大きくなく135mmくらいがベスト」らしいので、このレンズにした。
4:20過ぎ、位置を確認して、ショットする。
しかし彗星は写らずまだ昇っていないようだ。
シャッタースピードは1秒もいらない。それ以上だとかぶって、彗星がつぶれてしまう。
あっという間に薄明が進みシャッタースピードも短くなる。
時々肉眼で確認するが、よくわからない。しかし、ワイドビノでは細長い尾が見えていた。
観測時間はなんと約30分。彗星の明るさは2等級?。15日頃には「もしかするとマイナス等級に」とも言われるから期待ですね。
帰りには観察者が増えていて私を含め4組いた。
車のナンバーを見ると、遠く関東ナンバーの車で「晴れて良かった」と思った。
2024.10.1 04時48分〜露出0.4秒 ISO感度1600・JPG
画像処理なし・トリミングなし。
下の画像は04時40分の画像。(画像処理・トリミングあり)
白とびでも露光時間をかけて撮影した画像を画像処理したほうが、尾は長くはっきりと出るようだ。
の投稿画像によると、すでに22日、南半球のオーストラリアで、4.0等で観測されています。
日本では、早ければ27日頃から明け方の東空の低空で観測されそうで、9/30、10/1頃が見やすくなります。
私の住む近くで開催されていた「原村・星まつり」がコロナ以降、「ワイワイ夜祭り」的でなくなったため、
今年はイザ、胎内へということになりました。
片道400キロの道のり、やっぱ高速道路料金は高すぎますね。
人の流れは身体で言えば「血の流れ」と同じ経済の流れなのですから、本来、税金投入した「インフラ」に対して
「経済的利用制限」をするのは間違えです。
地方が衰退するのはあたりまえですよ。
今の日本では、「自由になりたければ、金持ちになれ」という「金持ち自由主義国家」になったのだと思いますね。
新潟ノッポ県の最北、すぐ横はもう山形県という場所です。
空は光害都市が周りになく、「暗い」です。
初日の17時に到着しましたが、すでに近くの駐車場はいっぱいで、離れた場所に止めました。
会場には地元企業による、地場農品や、飲食店、キッチンカーの飲食エリアがあり、その横にメーカーブース横丁があるという
にぎやかさです。各メーカーの望遠鏡、双眼鏡、カメラなどの最新製品がずらっとらなび、ビックリするような巨大な望遠鏡も展示してありました。
そしてなにより「お祭り特価」となっているものが多く、ネットよりもだんぜん・・・というものもあります。
「はじめての望遠鏡」「はじめての双眼鏡」を狙っている人は、この日を狙うのが良いと思いますね。
このブログでも書いた通り「崩壊して明るくならない」との予想が出ている彗星についてでしたので、興味深く聞きました。
すると、なんとなんと、「崩壊せず、0等級の可能性も」ということで、嬉しくなりました。
要するに「崩壊論」を書いた学者(セカニナ氏)の論文が優先されてしまい、これに対する学者の「反論」があるのに出ていないとのこと。
見ごろは、明け方が10/1頃、夕方は10月中旬ということでした。
詳しくは インプレス:紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)完全ガイド著者:沼澤茂美にて。
ちなみに、 吉田誠一のホームページには、崩壊しない予報のままの最大「2等級」となっています。
さて、どうなるのやら、どちらに転んでも「おもしろい」ですね。
テレビでもなく、ラジオでもなく、「はやり」でもなく、芸人ではない一般の市民が、一見「ばからしい事」と思われることを真面目に平然とやっていることに、絶大な拍手です !
このブナの大樹は「日本で三本の指に入る」と言われるものです。しかも現地に2本もあるのです。
ブナは送迎バスを降り、歩いて10分程の所にあるので、長袖、長ズボンの「ヤマビル対策」をしていれば、体力はいりません。
バス道中の胎内川渓谷の姿を見れば、「胎内」の自然の豊かさを「星」以外でも感じられるので、
来年も開催されることがあれば「お見逃しなく!」
5/11の大規模出現以来、6/28と今回の2回目です。
天気が良ければこの山梨でも(全国)観測されたと思われます。
参考
なよろ市立天文台
アストロアーツ
で低緯度オーロラ出現要因の新見地が一般に知られることになりましたが、まさにこのことを如実に実感するところです。
これまでは、低緯度オーロラは太陽風の速度が超高速800q以上で、南北磁場値が南(マイナス15以上)になる場合といわれましたが、
新見地では太陽風の速度がさほど高速にならなくても良いようです。実際に8/13、0時は478q、南北磁場-16.6です。
宇宙天気ニュース
ただし 低緯度オーロラはフレアの出現は単純に規模に比例しませんので、低緯度オーロラを予測する場合は、
上の「宇宙天気ニュース」や「米国・ Space Weather Prediction Center」のサイトを参考にすると良いと思います。
Space Weather Prediction Center
は「ざっくり説明」で、太陽風の強さと地球に衝突するシュミレーションです。
この図の中で「赤」い強風域が地球にぶつかるシーンがあれば、低緯度オーロラの可能性があります。
次に
Space Weather Prediction Center
はオーロラの出現強度と範囲を示すシュミレーションです。
この出現範囲で、緑色の縁が「樺太の北」に接し、その中心に「赤い範囲」あり、かつ広い場合に低緯度オーロラの可能性があるようです。
ただし8/12よりは直撃を受けずに弱いようですが・・注目です。
極大は本日12日の夜から明日13日未明ですが、天気の関係上、一日早い本日12日の未明に観測しました。
M33もワイドビノでも確認でき、7/50双眼なら余裕で確認できました。
画像はホームの山梨県北杜市から、南アルプス鳳凰三山・甲斐駒連山の背景です。
その向こうの薄明かりは南アルプスを隔てた、長野県伊那市の街灯りが雲に反射しているものです。
左の山の頂上の光は北岳の「肩の小屋・標高3000m」の明かりです。頂上でご来光を見る人であろう、頂上からのヘッドライトの明かりも時々見えました。
これを「おおまかに」(細かい指摘はご容赦!)、全天比、画角換算すると、(約、全天で16画角)192個写ったことになり、時間当たり71.6個のペースでした。
肉眼で見た場合は、1時間に18個程度と思われます。
2024.8.12. 01時20分〜露出15秒 ISO感度1600・JPG
画像現像。トリミング一切なし。
(APS機なら初めから乱れ周辺域は画角的にカットされている)
一絞りしたいところですが、せっかく画角に流星が入っても(肉眼観測)、写っていないことが多々あります。
むしろ「広角レンズでも」レンズの∞のピント合わせが重要です。∞ピントはピントダイヤルがいっぱいに止まった場所ではありません。ライブビューで明るい星を中心に入れ、最大拡大→その星像を見ながらピントを合わせてください。
その予測が当たれば、九月には消えてしまい、10月に期待していた姿は見られなくなります。
見られないのは残念ですが、もし崩壊の予想が当たれば、科学としてすばらしい成果だと思います。
どちらにせよ、どうなるのか楽しみな彗星です。
夏の低空と薄雲のためのため透明度は良くありませんが、コマが大きく、写りは良好です。
6等級の明るさと言われますが、測定はできませんでした。
ワイドビノでは分からず、7/50双眼ではかすかに分かる程度でした。
ガイド撮影・20時45分〜露出15秒×4枚合成 ISO感度1600・RAW
YIMGで現像・Photo Shopで画像処理。トリミングなし。
観測は月令の関係で23日以降から条件が良くなる。
6月30日に近日点を通過するが、30日も観測可能で6等級になるもよう。
今話題の紫金山・アトラス彗星よりも大きく見えるので、撮影できれば嬉しいです。
長野県野辺山高原界隈で低緯度オーロラを確認。
「宇宙天気予報」ではその可能性があることを示唆していましたが、前日のヨーロッパでの出現ニュースに乗じて国内でも11日朝から話題となり、各地で撮影されました。
北海道、岩手、宮城、栃木、石川、愛知などからの報告がSNSなどで上がり、ライブ動画もありました。
時刻は20時、とにかく北の空をめがけて撮影開始、初めのショットを確認すると、薄雲の中に写し出された赤っぽい空がありました。経験がないので「この赤色は薄明夕空の色」と思い、「写っていない」と認識してしまいました。(これはオーロラの色だと後になり知りました)。
撮影はそんな状態でいつ出現するかわからないオーロラに対して、曇天低温強風の中、野外で、しかも明け方まで対応しているのはほぼ無理でしたので、対策として5分おきのインターバル撮影を仕掛けて車の中で待機しました。
しかし、撮影開始から1時間で、雲が厚くなってきたので、さらに北の海ノ口側に移動しました。
先の場所よりは空の状態は良く、それでも曇天の合間から弱々しい星の光がポツポツ状態でした。とにかく北極星もわからない状態の中、北方向を定めて撮影を再開しました。
23時ころからは、時より晴れ間が見え、北極星やカシオペアが確認できました。
車の中でオーロラライブ映像を見ると、11日20時頃がピークだったようで、その次の小ピークが24時前後で、あとはうっすらと赤い状態です。
肉眼や、ワイドビノ、双眼鏡ではまったく「赤色」は感じられず、12日2時まで粘り、その後は根尽きて帰宅となりました。
このことから、晴れていれば北極星が仰角25度の沖縄でも「撮影できた」のでは・・と思いました。
最後に、オーロラ光は薄雲に反射するようです。低緯度ではこの薄雲反射効果で、より低緯度まで見やすくなるようですので、「晴天」だけがベストではないことを勉強しました。
右下が佐久平の街明かり。その上に浅間山が写っている。
固定撮影・23時57分23秒〜露出30秒 ISO感度1600・JPG
明るさ、コントラスト調整。トリミングなし。
予想通り、沖縄本島より南、北緯20度のハワイでも観測されたようです。
サンニッパで撮影したが、トリミングなしの画像でははっきりと確認できるが、恒星と間違えるくらい小さい物体。やはりまだ遠いのだなと思う。
画像はトリミングした画像。
ガイド撮影・21時03分〜露出75秒×8枚合成 ISO感度1600・RAW
YIMGで現像・Photo Shopで画像処理。トリミングあり。
彗星はワイドビノで、おひつじ座4.79等と同等で、約4.8等。
ワイドビノでかすか。
7×50双眼では、尾も確認できます。
ガイド撮影・19時14分〜露出15秒×16枚合成 ISO感度1600・RAW
YIMGで現像・Photo Shopで画像処理。トリミングなし
彗星はワイドビノで、おひつじ座4.79等より、若干暗く見えますので、5.0等くらいと思います。
7×50双眼では、尾も確認できます。
大きな変化はありませんでした。
肉眼等級の彗星になりましたが、事実上肉眼では見えません。
ガイド撮影・19時12分〜露出15秒×16枚合成 ISO感度1600・RAW
YIMGで現像・Photo Shopで画像処理。トリミングあり
3/14.15は月の影響がかなり出て、撮影は難しくなりました。
これからしばらくは月の影響で撮影には適しません。
肉眼× (周辺部は低空のため、肉眼で4.3等まで見える状況)
ワイドビノ かすかに〇
7×50 〇 尾は×
うお座の恒星比較から、明るさは約5.5等と見積もりました。
ガイド撮影・19時05分〜露出10秒×16枚合成 ISO感度1600・RAW
YIMGで現像・Photo Shopで画像処理。トリミングなし
肉眼× (周辺部は低空のため、肉眼で4.5等まで見える状況)
ワイドビノ かすかに〇
7×50 〇 尾は×
アンドロメダ座の恒星比較から、明るさは約5.8等と見積もりました。
200mm F2.8・ガイド撮影・19時00分〜露出10秒×32枚合成 ISO感度1600・RAW
YIMGで現像・Photo Shopで画像処理。トリミングなし
ポンズブルックス彗星は夕方の西空の低空、アンドロメダ座にいて、6等級。
写真を撮り始めたら薄雲がかかってしまい、ワイドビノでの等級測定はできませんでした。
ただ、10秒露出の画像でも尾が写るほどですから、今後期待できそうです。
200mm F2.8・ガイド撮影・18時30分〜露出10秒×13枚合成 ISO感度1600・RAW
YIMGで現像・Photo Shopで画像処理。トリミングなし
観察者がいなかっただけで、本州でも観察できたかもしれません。
「低緯度オーロラが見える」ことは地球や人類にとって決して「良い事ではない」現象ですので
自然遊園イベントの感覚で「見れたぜ!スゴイでしょ」と胸を張れるものではないことを前提とするべきです。
それでも、ひっそりとその赤い空を観察したいとは思います。
低緯度オーロラの可能性があるのでは?、と注目していましたが、地磁気のかく乱は大きくならないとの予報です。
要するに、フレアの規模とオーロラの強弱は比例しないということらしいのです。
ちなみにフレアの規模単位は C<M<X です。
フレアによる太陽風の方向が、地球から外れる場合があることは理解しますが、今回はそれとは違う要因のようです。
2024年の期待の彗星は二つです。
まず、ポンズブルックス彗星(12P)。
近日は4/21。最大でも5等級の写真撮影級。
観測条件が良くなく、チャンス日は3/15、3/31〜4/5です。
いずれも夕方西空の低空、19:30頃、約10度です。
ふつう、短い尾が写れば上出来ですが、
ポンズブルックス彗星は、今まで二度のアウトバーストをして、階段状に光度を増しているので、
最大等級の時にアウトバーストすれば肉眼級になる可能性があります。
動向に注目です。
近日は10/10。最大でマイナス等級の肉眼級。
観察条件はやや良く、夕方西空10〜15度。
適日は1等前後が予想されていて、10/18〜
最適日は10/22。それ以降は少し暗くなるけれど、それでも楽しめそうです。
太陽にあまり近づかないので尾の発達はすごくないと思われますが、それでも肉眼で見えることを期待します。
8/11に新彗星・西村彗星(C/2023 P1)が見つかり、今から見れるとのこと
今ふたご座にいて9等級。200mm望遠で写るそうです。
これから、かに座→しし座と高速移動し、光度を上げ5等前後で観察できるとのことです。
観察のチャンスは9月10日頃まで。
日が遅くなるにつれて地平線に近くなり、8月31日はかに座にいて、観測最適時間は薄明が始まる3:45頃から30分程度か?
観測場所は東の地平線が見える場所です。
彗星は低空と薄明で見つけるのが難しいので、まずは広角側でさっくり撮って位置を確認した方が良いと思われます。
薄明中の撮影なので撮影は短時間露出になるので広角の場合は固定撮影で良いと思いますが、
一応、ガイド撮影もセッティングしておきたいものです。
APS換算100mmレンズの場合は、ざっくり構図として、昇ってきた金星を見つけたら、金星を右下隅に入れて写せば彗星が入ります。
スターリンク衛星と思われます
70mm F2.8・ガイド撮影・18時47分〜露出15秒、ISO感度1600・RAW
YIMGで現像・Photo Shopで画像処理・トリミングなし
ぎょしゃ座にいて、約6.0等と見積もりました。
肉眼では×、ワイドビノ〇 7×50双眼〇でした。
透明度が良くない空ですが、天頂付近にいて観測には良い位置です。
コマが小さくなりましたが、ダストテイルが見えてきました。
200mm F2.8・ガイド撮影・18時32分〜露出45秒、8枚を合成・ISO感度1600・RAW
YIMGで現像合成・Photo Shopで画像処理・トリミングなし
きりん座にいて、約4.8等と見積もりました。
肉眼では位置がわかっていれば、〇、ワイドビノ〇 7×50双眼◎でした。
肉眼では1/31よりはっり見えます。
300mmで狙いましたが、透明度が昨日より若干悪く写りが良くないようです。左側に伸びるイオンテイルが出ていません。
天体写真も「一期一会」ですね。
観察適日は明日までです。
肉眼では楽しめません。双眼鏡では楽しめます。尾は双眼鏡で少しその広がりがわかります。
300mm F2.8・ガイド撮影・4時05分〜露出60秒、8枚を合成・ISO感度1600・RAW
YIMGで現像合成・Photo Shopで画像処理・トリミングなし
2/2未明に最接近します。月の影響があり、2/1は3:30頃、2/2は4:30頃で
これらの時刻の後が観察に適します。寒いので風邪をひかないように観察してください。
1/31、彗星は良い位置にいます。きりん座付近にいて、約5.0等と見積もりました。
画像右下のオレンジの星は4.28等でこれより暗く、その右にある(写っていない)5.25等と同じくらいでした。
北杜市では-8度。風が吹くとさすがに痛いです。
肉眼では位置がわかっていれば、〇、ワイドビノ〇 7×50双眼◎でした。
肉眼では29日よりはっり見えます。
左側に伸びるイオンテイルが29日よりはっきりしているようです。
(29日の画像処理は、31日よりコントラストが強いので、この画像では比べられない)
イオンテイル付近に、NGC2655 NGC2715 NGC2732が写っていますが、この画像では小さく見えません。
肉眼では楽しめません。双眼鏡では楽しめます。尾は双眼鏡で少しその広がりがわかります。
200mm F2.8・ガイド撮影・3時42分〜露出60秒、8枚を合成・ISO感度1600・RAW
YIMGで現像合成・Photo Shopで画像処理・トリミングなし
2/2未明に最接近します。月の影響があり、1/31は月没2:30頃、2/1は3:30頃、2/2は4:30頃で
これらの時刻の後が観察に適します。寒いので風邪をひかないように観察してください。
1/29、彗星は良い位置にいます。こぐま座付近にいて、約5.2等と見積もりました。
北杜市では-5度。肉眼では位置がわかっていれば、かすかに〇、ワイドビノ〇 7×50双眼◎でした。
写真撮影では大きく、この画像は200mm望遠、ノートリミングです。
1/20の画像と同じ条件で撮影。比べるとその成長がわかると思います。
肉眼では楽しめません。双眼鏡では楽しめます。尾は双眼鏡で少しその広がりがわかります。
200mm F2.8・ガイド撮影・1時39分〜露出60秒、8枚を合成・ISO感度1600・RAW
YIMGで現像合成・Photo Shopで画像処理・トリミングなし
2/2未明に最接近します。月の影響があり、1/31は月没2:30頃、2/1は3:30頃、2/2は4:30頃で
これらの時刻の後が観察に適します。寒いので風邪をひかないように観察してください。
1/20、彗星は良い位置にいます。うしかい座とりゅう座の間にいて、約6.2等と見積もりました。
-4度。少しもやがあり、透明度は良くありませんでした。また、今回はレンズに露がついてしまい、うまく撮れませんでした。カイロ必須です。
肉眼では×、ワイドビノ〇 7×50双眼◎でした。
2/2地球最接近に向けて、肉眼でも確認できる明るさになると思いますが、やっぱりマニア級の写真彗星で、一般の人には難しい彗星と思います。
200mm F2.8・ガイド撮影・4時10分〜露出60秒、8枚を合成・ISO感度1600・RAW
YIMGで現像合成・Photo Shopで画像処理・トリミングなし
本日は星景で撮影。左の山のピークは南アルプス北岳。
明るさは昨日と変わらず、4.5等星程度と見積もった。
月明かりがないので、固定撮影でもよく写っている。
80mm F2.8・固定撮影・17時43分 露出5秒・ISO感度1600・JPG・Photo Shopで画像処理
レナード彗星は月の影響がなくなり、ここにきて写真写りが良くなっているよう。
明るさは昨日と変わらず、やぎ座の二つならぶ4.1等星が双眼鏡で見えて、5分くらい後にその下方に
確認。
カメラのフアインダーでは確認できないので、広角側で写して確認しながら、200mmの中に追い込んだ。
200mm F4・ガイド撮影・17時51分 露出10秒から4枚をスタック・ISO感度800・RAW・YIMGで現像・Photo Shopで画像処理・トリミング
夕方17:30頃、やぎ座の二つならぶ4.1等星を目印に探すことができた。
明るさはこの4.1等の星よりやや暗く、4.5等程度と見積もった。
コマの拡がりと、尾がかすかに確認できた。
レナード彗星は夕方の空に再び現れ、情報によると2等台とのこと。観察してみた。
彗星は17:48に南アルプスの甲斐駒ヶ岳の頂上付近に沈んだ。撮影したモニターでは尾も確認できた。
モニターには、いて座のω星4.7等、ほかと一緒に写っているが、ワイドビノでは確認できなかった。彗星のコマはω星よりも大きい。明るさは4等台?。
撮影時間は30分ほどしかないので、金星の位置から構図を決めて早めに位置を画像で確認するのがコツ。
1枚目/80mm・17時37分 露出1秒・ISO感度800・RAW・固定撮影・YIMGで現像・Photo Shopで画像処理
2枚目/200mm・17時48分 露出1秒・ISO感度800・RAW・固定撮影・YIMGで現像・Photo Shopで画像処理
2:20〜3:20の間に眼視観察で70個の流星を観測(散在流星含む)。
数としては、かなり飛んでいるようだ。
流星の明るさは、明るいものは少なく、2等から3等が多いようだ。(暗いのは見逃していると思う)
いつも思うが、「流星は流れる時、ほぼ同時に何個も見られ、流れない時は流れない」という「間」がある。
これは、おそらく、流星物質がブロック状に集まっているからと思われる。
撮影は、20mm広角(実際角30mm)の固定撮影で、南アルプス(鳳凰三山・甲斐駒ヶ岳)をバックに星景写真を撮った。
約、2時間分を比較明合成してみたけれど、星の軌跡に流星がつぶれてしまい、星景の場合は数枚が限度。
流星の比較明合成はガイド撮影がベスト。
ちなみにカメラの「露除け」のカイロは、充電式カイロを使用している。中国製なので耐久性等はわからないが、
一応、今のところ「すぐれもの」。推奨されていた「炭式カイロ」は、経験的に「消えてしまうことが多い」ので
この電池式カイロがこれから主流になりそうだ。
レナード彗星は少し明るくなりましたが、低空での観察となり見え方は変わりません。
肉眼では「×」、ワイドビノで「なんとか」、7×50双眼で「尾が少しわかる」の見え方。
周りの星と比べて5.5等と見積りました。
予報より暗めの5.5等でした。肉眼で楽しめる彗星にはなりませんでしたが、久々の彗星を楽しませてもらいました。
写真左・露出5秒・ISO感度6400・RAW・固定撮影 YIMGで現像・Photo Shopで画像処理・トリミングなし
写真右・露出30秒・ISO感度800・RAW・ガイド撮影4枚の画像をYIMGで現像、合成・Photo Shopで画像処理・トリミンクなし・05時03分から4枚撮影)
4:30レナード彗星はうしかい座のアルクトゥールスの下方まで移動していました。
肉眼では「×」、ワイドビノで「位置がわかればわかる」、7×50双眼で「コマが大きく見え、尾が少しわかる」
の見え方。
地平線に近い、バックグラウンドが明るい位置で、5日より少し明るく見えましたので
明るさは5.5等〜6.0等と見積りました。
12日は雲がかかるかる予想なので、明日11日未明が最後の晴れのチャンスと思われます。
ただし、彗星は地平線に近づくので、撮影時間が少なくタイトな撮影になりそうです。
彗星が地平線から上る瞬間から待ち構えようと思います。
レナード彗星はそれなりに明るくなっているようですが、予報より少し暗いですね。
肉眼では「×」、ワイドビノで「なんとか、目の端でかすかに尾」、7×50双眼で「尾が少しわかる」、カメラのファインダーでは「わかる」の見え方。
6等級と見積りました。
肉眼で楽しめるのは無理かもしれません。双眼鏡、撮影クラスの彗星でしようか。
どこまで明るくなるのか?が楽しみです。
レナード彗星は今、明方の東空、うしかい座とりょうけん座の間にいます。
まだ、そんなに明るくなく、肉眼では「×」、ワイドビノで「かすか」、7×50双眼で「わかる」、カメラのファインダーでは「かすか」の見え方。
7等級と見積りました。
カメラに入れるのに苦労しました。右下の明るい星像は「NGC5272」球状星団です。
今回の撮影は、本来ならLAW撮影のところ、JPGで撮ってしまい失敗しました。
露出は60秒F4でしたが、次回は120秒くらいにします。あと数日で肉眼等級になるのか?が楽しみです。
しばらく早起きが続きます。
今、明け方のカラス座にいて、これからさそり座の方向に向かい、太陽の方向と重なっていきます。
観察はこの数日がチャンスです。
今日は、ちょうどカラス座の台形の中にいたので、位置はすぐにわかり、写真では一発で導入できました。
ワイドビノでは見えませんでした。8.0等くらいでしょうか。
尾が右斜め上に長く伸びているのですが、とても淡く200mm望遠では限界があります。
無理やり画像処理をすると長い尾がわかりますが、これは、ほぼ天体写真ではない画像です。
海外からの情報でネオワイズ彗星がきれいな尾を引いていることは知っていたのですが、梅雨空でこの二週間まったく晴れませんでした。
その間、明け方の観察から夕方の観察に変わり、今日やっとの晴れ。18:30の時点で八ケ岳南麓の観察地では北西方向の八ケ岳の上に雲があり、
難しい状況だったので、光害は無視して八ケ岳から離れ、晴天域の甲府盆地方面に移動しました。
どんな状況でも「晴れている場所が優先」ですからね。
19:20に韮崎市の高台に到着。予想どおり北西の空が空いていました。
撮影の準備が終わり、ようやく北斗七星の上三つが見え始めたころ、広角側でおおよその位置からシヤッターを切ると中央に
彗星の姿があり、望遠側に切り替えました。
ズームレンズの場合、同じ無限大でもズームするとピントが狂うので、夜景でピント合わせをし直していると、みるみる雲が沸き晴れ間もあっという間に放射霧となり曇天となってしまいました。
あわてて何枚か撮影しましたが雲とのコラボ。数カット撮影できただけです。
夏の夕方の撮影は放射霧を予想したほうが良いですね。
星景の場合、広角側のフレーミングで撮りたいところだけれど、無理っぽい時は、
はじめから望遠側でピントを合わせ待ち、ガイド撮影で重撮、コンポジットしたほうが良いですね。
ちなみに彗星の明るさは2〜3等級の間で、コマはファインダー越しに確認できました。
眼視で確かめる間もなく詳しい状況はわからず。
https://spaceweathergallery.com/
がっかりしていていたところ4月下旬に突然スワン彗星が現れ、3等級くらいまで明るくなるとのことでした。
南半球では尾を引く姿がとらえられ、期待されましたが、スワン彗星も暗くなってしまったようです。
北半球では明け方の低空にしか現れなく、観察条件は良くありません。ほぼ薄明時に見える程度ですが、明るければもしや、尾を引く姿
が写真に写るかもしれないと期待を込めて、星友のフィトンさんと待ち合わせて、5/14の未明に観察にトライしました。
天気は上々。半月の月が南にありますが、彗星が明るければ「いける!」と思いました。
しかし、2:50頃から固定撮影で撮影を開始しましたが、ブレビュー画面で確認できません。
空が白くなりはじめの3:50まで撮影を繰り返しましたが、それでも確認できないのです。
どうしたことか?家に帰り画像を確認すると3:00頃からの写真にわずかに確認できました。
その明るさは6.0等くらいです。大幅に暗くマニア向けの彗星になっています。
これでは、期待される新月期の5/22頃もむずかしい気がします。明け方で、しかも東の地平線が見える場所に遠征ですから
無理をしてまで見たい彗星ではないですね。
YIMGで現像、Photo Shopで画像処理 トリミング)
現在10等級でこれ以上明るくならない予測が出ています。
分裂後、少し光度が持ち直しているという情報もありますが、どうなることやら。
一発逆転劇を見たいですね。
その名も「アトラス彗星」。昨年の12月に見つかっていたのですが、今になってどうしたことか、「明るくなる」とのこと。
近日点の5/31には1等級の予想が出ました。と言っても、観察できるのは5/20頃までで、3等級くらいでしょうか。
しかしこの彗星、「大化け」の可能性を秘めていて、もしかしたらマイナス等級の彗星になるかもしれないのです。
と言うことで、本日天気が良かったので、撮影してみました。まだ7〜8等級くらいですが、200mm望遠でも良く写ります。
現時点でこれだけ明るいので、これは期待できるかもしれません!
今、おおくま座ときりん座の間にいるのですが、これがまた「目印になる明るい星」がなく、どこにいるのかさっぱり分かりせん。
だいたいの感で広角から攻めてやっと導入しました。
以下が気象庁の情報の一部
----------------------------------------------------------
●15日09時53分ころ、
震源地は、長野県中部(北緯36.1度、東経138.4度)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は3.0と推定
この地震により観測された最大震度は2です。
長野県 震度2 佐久市下小田切 小海町豊里 佐久穂町畑
震度1 諏訪市湖岸通り 佐久市中込 佐久市臼田
●15日11時59分ころ、
震源地は、震源、長野県中部(北緯36.1度、東経138.4度)で、震源の深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は3.6と推定
この地震により観測された最大震度は3です。
長野県 震度3 佐久市下小田切 他
震度2 上田市上武石* 諏訪市湖岸通り 他
震度1 長野市戸隠* 長野市鬼無里 他
山梨県 震度1 山梨北杜市長坂町
-----------------------------------------------------------
さて、なぜ号外に取り上げたかと言うと、松原湖の形成についての要因が少し前までは
「西暦888年に稲子岳付近の水蒸気爆発で土石流が発生して大月川がせき止められてできた
とされていたが、近年
「887年に起こった仁和地震(南海トラフに沿った巨大地震)M8クラスで、天狗岳付近が崩れ岩屑なだれが起こったため」
と研究が進んだ。
しかし、先の東日本大震災の時にも大きく崩れた山がなかったので、
遠い震源である南海トラフ地震で八ヶ岳が崩れたのか?との疑問が私にはある。
今日起こった地震は規模は小さいながら、ほぼ天狗岳付近なので、もしかしたら天狗岳を崩した地震は
この一連の直下型なのではないかと、勘ぐりたくなるわけだ。
この地震が断層によるものなら、おそらくこの付近を通っている「中央構造線に沿った断層」と思われる。
この構造線は八ヶ岳山麓部では八ヶ岳の火山噴出物で覆われ見えないが、千曲川を越え東に行けば東西(秩父市方向)に伸びた断層
地形がみてとれる。
結論から言うと、仁和地震は中央構造線由来の地震であるという説もある。(ウィキペディア・仁和地震)という接点もあり、
●887年に天狗岳付近を崩した大地震は、仁和地震ではなく、直下型地震だったのではないかという疑問。
●もし、この直下型地震が、同年に起きた仁和地震と同期していたなら、南海トラフ?地震が近い?という勘ぐり。
というわけでした。
アフリカーノ彗星は現在8等級で、みずがめ座からみなみのうお座付近にいます。
予想に反して明るくなったらしく、前評判はありませんでした。
私はこの情報を星友から直接聞くまで知りませんでした。
写真には良く写り、少し尾があるようです。
見ごろは今月いっぱいと言うところでしょうか。
田んぼに植えられた稲を見ると、まだ小さく心配です。
山梨県北杜市大泉の7月(7/1-7/15)の気象データを見ると、
昨年の平均気温は23.5℃、日照時間は93.6時間、今年は平均気温19.7℃、日照時間は17.5時間で、
昨年と比べ低温で日照不足になっています。
昨年の梅雨明けは6/29と早かったので「大きな差はあたりまえ」の数値ですが、
どちらにしても早く梅雨明けして、生育の挽回を期待したいところです。
西日本は梅雨入りがとても遅かったので、稲は平年並み以上は収穫が期待できそうですが、東日本や高冷地ではどうなることやら。
もうすでに新米の買い付け価格が高騰しているとのこと。予定している消費増税とともに家計に打撃にならなければと願います。
岩本彗星は昨年の12月に発見された新彗星です。2/11はしし座のレグルスの近くにいます。
7×50双眼鏡ではやや大きな光芒がわかりますが、テレコンビノではかすかに見える程度です。
7.0等くらいと見積もりました。
YIMGで画像処理) ノートリミング・ガイド撮影
ふたご座流星群は20時頃から飛び始め、23時台に見た時は、さらに数を増やしています。
ふたご群は近年とても活発になっています。今やペルセ群を抜いています。
ウィルタネン彗星は今、高度が上がり、おうし座ににいます。
テレコンビノでざっくりと探せばすぐにわかります。位置さえわかれば、目をそらせぎみにすると肉眼で確認できます。
7×50双眼鏡では明るい光芒が広がり迫力があります。4等後半から5.0等くらいと見積もりました。
写真撮影は月没時刻の関係で、今日、明日くらいがベストと思われます。
本日は300mmの望遠で撮影しました。赤道儀はビクセンGPガイドパックです。バーチノフマスクを忘れたのでビントが少し甘いですが、なんとか見られる画像になりました。
本当は8枚のコンポジットをしたかったのですが、彗星の移動が早く4枚にしました。
14日に極大となる、ふたご座流星群も30分の間に3つ観察しました。極大日には期待です。
YIMGで画像処理) ノートリミング
「肉眼で観察した」とする情報がありますが、私には見えませんてした。
約7等星まで見えるテレコンビノでは、丸く広かった光芒が確認できましたが、存在感はさほどあまりありません。
バックグラウンドの暗い空なら、おそらく肉眼でもなんとなくわかるかもしれないといった状況です。
写真撮影では撮りやすい対象です。固定撮影でも簡単に写せると思います。
今、エリダヌス座にいます。テレコンビノでやっと見え、7×50双眼鏡では淡い光芒が確認ができす。
予報では4等級ですが、5等級後半〜6等級と見積もりました。
これからおうし座、ぎょしゃ座に移動してさらに明るくなる予定ですが、肉眼ではよっぽど暗い空でなければ無理かもしれません。
YIMGで画像処理) ノートリミング
ウィルタネン彗星は今、エリダヌス座にいて予報では5等級です。当日は透明度が良くなく、甲府盆地の光害で南の空が白けていて、7×50双眼鏡では確認ができませんでした。写真撮影では、大きめのコマが写り、ななめ上に尾らしきものがわかります。
これからおうし座、ぎょしゃ座に移動して、4等級まで明るくなり見ごろとなります。
YIMGで画像処理) ノートリミング
自然界では、冬の低温傾向の振り戻しで春はいっきに暖かくなり、各地の桜の開花、満開が10日以上早まりました。
山梨県北杜市高根町標高930mのソメイヨシノは、昨年は4/16日満開だったところ今年は4/4でした。その後寒さが戻り花もちが良かったのですが
4/23日にはほぼ散り葉桜です。
雨続きのつかの間、17日の夜に素晴らしい星空となったので、今、話題に上がっているASASSN彗星を撮影しました。
10月に明るくなるとされていたASASSN彗星(C/2017 O1)はきりん座にいて、北の空に見えます。
しかし、7×50mm双眼鏡で確認ができず、確認すら難しい状況だったので、80mm f 2.8、3分の露出で、ざっくりと撮りました。
家に帰り画像処理をして初めて確認しました。ASASSN彗星は画像中心より少し下に青緑色の小さな光芒として写っていました。予報は8等級ですが、9等級と思われます。
ジョンソン彗星が見ごろです。ジョンソン彗星(C/2015 V2)はうしかい座にいて、22時頃には天頂付近に見えます。
7×50mm双眼鏡で確認ができ、200mm f 2.8、2分の露出のプレビュー画像で確認できます。
ジョンソン彗星は非周期彗星なので、この後太陽のかなたに旅立ち、再び戻ることはありません。一回限りのお目見えです。彗星の姿は短い尾があります。
当初甲府の桜の開花予想は3/26でしたが、このところの低温で開花が足踏み状態でした。
昨年の平均気温が高かっただけに、今年は低温傾向となるのでしょうか。
立て続けに短周期彗星がやってきています。タットル・ジャコビニ・クレサーク 彗星(41P)は27日
おおくま座付近にいて、7等級の明るさになにっています。
観察当日はややかすみのある空で、7×50mm双眼鏡でかすかに見える程度でした。
写真には写りやすく、エンケ彗星より断然大きく写ります。
今後の観察は好条件でここ一週間が良いと思われます。
2月下旬にやや明るくなったエンケ彗星は、3月3日の日没後、西の地平線の上で
なんとか見える程度。画像は小さく見にくいが、周りに写る星の等級からすると約6.5等級と見積もりました。
観察当日は4.0等級の星が7×50mm双眼鏡で見え、ワイドビノとカメラのファインダーには見えない状況。
今後の観察は条件的にむずかしい。
しかし、予想より暗く双眼鏡や現場のプレビュー画面でも確認できず、自宅で画像処理によってようやく存在が浮かびあがる程度でした。
光度は、約8.5等と見積もりました。
画像はサイスが小さいので、よくわからないと思いますが、青淡い光芒が写っています。
45Pは地球に接近しつつあり12月よりも大きく見えるはずですが、暗くなっています。
今日4日は、わし座のアルタイルのすこし右手にいて、薄明前の地平線近くで観察時間はとても少なかったです。
明日以降はどんどん上昇して、観察条件が良くなり9日までが良い条件です。9日以降は月明かりがあります。
今後どのように見えるでしょうか。このまま暗く維持するのか?、それとも・・。
左の画像は200mm f2.8 露出60秒の固定撮影。JEPG撮りっぱなし 画像処理したもの。トリミングはなし。
予想光度より明るいようで、ワイドビノでは確認できませんでしたが、7×50mm双眼鏡で確認できました。私は7等級前半と見積もりました。
本体は小さいながらも尾が発達していて、撮影すると200mm望遠レンズ(デジカメで300mm)の対角2/3くらい伸びているのがわかります。(強引な画像処理をして)
また、70mmレンズでの固定撮影でも写ります。
本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)は周期5.2年の短周期彗星で、木星の軌道付近が最遠です。近日点(12月31日)は水星軌道と金星軌道の間付近で、太陽にはあまり近づきません。
近日点通過後は地球に接近して、来年2月に見ごろを迎える予定です。その時にも長い尾がありますように、楽しみにしたいと思います。
右の画像は80mm f2.8 露出13秒の固定撮影。前景は甲斐駒ケ岳。矢印が45P彗星。
これは例年より約1月早くなっています。今年の天候は「おかしい」と言われていましたが、その一つの現象でしょうか。
強い寒気が入り気温も記録級でした。翌25日の最低気温は北杜市高根町の自宅で-7.1℃、アメダスポイントで、大泉では-6.4、
韮崎-1.9℃、野辺山-11.2℃、原村-10.5℃、諏訪-4.9℃、甲府0.1℃、菅平はなんと-16.2℃でした。
野辺山の気温が思ったより下がらなかったのは、最低気温が出る時間帯に風が強く「接地逆転現象」が起こらなかったからと見ています。
この季節外れともいえる雪は17日にすでに「気象予報士Kasayanのお天気放談」というブログで予想されていました。本当にこのブロクは「すごい」です。気象会社などは舌を巻くほどですよ。いつも参考にさせてもらっています。気象予報士を目指す方にも大変参考になると思います。詳しい気象情報に興味のあるかたは検索して訪れてみてください。
画像は11月3日の赤岳
キシャヤスデはまだ発生が見られ、10/25に野辺山高原の飯盛山山頂で足の踏む場もないほどの数を確認しました。
しかし10/27にはその数も減り、一時的な発生と見られます。
10/28には清里高原でクマを見たという情報を得ました。ただし誤認の可能性もあります。
今年は全般的に樹木の実の付き方がよかったのですが、ドングリ類に関しては不作のようです。クマが食糧不足のため出てきたのでしょうか?
画像は10/23山梨県北杜市東沢橋より川俣渓谷の紅葉
周辺の紅葉は、11日に茅野市横谷渓谷では、1分紅葉。北杜市川俣渓谷では、3分ほど。見ごろは例年通り10/20頃かと思われます。
昨日から気温が下がってきましたので、鮮やかな紅葉を期待したいところです。
右の画像は10/11の横谷渓谷(長野県茅野市)
発生状況は、山梨県北杜市大泉町の美し森、清泉寮、長野県南佐久郡野辺山の飯盛山周辺で局所的に少数確認しています。
一番多く確認した所は、長野県佐久穂町の国道299沿いにある「レストハウス・ふるさと」付近で、道の脇に積もるくらいに
見られました。(画像)
しかし、発生はどこも局所的で広く見られません。
2016年6月3日 パンスターズ(C/2013 X1)彗星の状況3
彗星は東南の空低く(高度約17°)、その近くの星5.2等が肉眼で見える程度での状況下です。
彗星は肉眼では見えず、7等星が見えるワイドビノでも見えませんでした。しかし7×50の双眼鏡では見えました。
よって、明るさは7等級ほどと見積りました。彗星の尾は画像でもほとんどわからず、かすかに広いV字に見えるような・・?
彗星の右に写っているドーナツ状の惑星状星雲は「らせん状星雲・NGC7293」です。
この先、彗星はけんびきょう座方向に進み観察適日は6/14頃までです。
画像はニコンD50(600万画素)200mmf2.8レンズで3分の露出(ガイド撮影)。天体写真画像ソフト、YIMGで8枚をコンポジット及び調節したものです。
6月には6等級になると予想され、観察適日は新月に近い6/2頃からになりそうです。
野鳥に関しては、今年はカッコウの「初鳴き声」が遅く、5/15でした。
キビタキ、アカハラ、ツツドリ、ホトトギス、クロツグミ、サンコウチョウなどは例年通りに感じます。
まだ、カッコウだけは少ないように感じますが、私だけのものでしようか。
これから6月にかけて明るくなると予想されます。
現在「みずがめ座」と「うお座」の間にいて、明け方、東の低い空での観察になります。朝3:15には薄明が始まりますので
実際の観察は2:30頃からの1時間弱しかなく、難しい観察になります。
さて6日の明け方はみずがめ座流星群の極大です。母彗星はハレー彗星です。
今、月があり観察条件が良くないのですが、5/6あたりから条件が良くなります。撮影てきたらその様子をUPしたいと
思います。尾が少し伸びているようなので楽しみです。5/6の明け方はみずがめ座流星群か極大になるのでこれも見たいですね。
観察の注意点は明け方の3:45頃から薄明が始まるのでその前の観察になります。
今年のような暖かい冬の場合、気象はその分をどこかで取り戻すことが多いのです。
今、リニア彗星(252P)が予想に反し大きく増光しています。
このリニア彗星は明け方、東の空に昇ったへびつかい座にいます。肉眼ではわかりませんが7×50の双眼鏡では、はっきりと見えます。7等級まで見えるワイドビノでは、なんとか確認できるようなので、約6.0等級と見積りました。
観測のチャンスは月の影響を受けない4/18頃までで、午前1時頃から4時頃が良いでしょう。画像は4/8の朝方、ニコンD50(600万画素)200mmf2.8レンズで3分の露出(ガイド撮影)。天体写真画像ソフト、YIMGで10枚をコンポジット及び調節したものです。